このカテゴリでは私の活動を支えるインフラ面についての情報を提供したいと思います。
1.携帯電話
今や誰でも持っている通信端末です。私生活で使っている物と別に専用の物が用意出来ない場合、活動履歴を隠蔽しつつ活用していく必要があります。
・シークレットモード
個人情報保護やセキュリティが謳われる時代になり、どの機種にも特定のアドレスや電話番号からの着信、受信などを非表示にする機能が付いていると思います。
これらは当然活用するべきで、どんな時に何が非表示になるのか、設定していても表示されてしまう情報は何か?を正しく把握して対応していくことが必須になります。
私の持っている古い機種の場合、登録済みのアドレスに対しては受信メール、送信メール、受信アドレス履歴、送信アドレス履歴とも非表示になりますが、未登録時に送受信したアドレスの履歴は非表示にならず、また電話の着信は登録済みであっても名前こそ表示されないものの電話番号は着信履歴に残ってしまいます。
こういったことを完全に把握して、直メ移行直後などは速やかに登録したり場合によっては即時削除をするなどの対応を習慣付ける必要があります。
・PCからの利用
私が使用しているdocomoの携帯電話の場合、「iモード.net」というサービスを利用することでPCから携帯メールの送受信が可能です。
これを活用することで仕事中でも自由にメールのやりとりを進めたり、履歴をコピー・ペーストして管理することもできます。
物件ごとのフォルダ分けも携帯上ではせず「iモード.net」上のみですることで、携帯を見られた時のリスクを回避できます。
また送信時にパケット料金がかからないので、写真を送る時やハデなデコメを送る時などに多少の節約にもなります。
2.PC
サイトの利用や物件情報の管理など、手広く活動するために不可欠なのがPC環境です。私の場合Sun Microsystems(現ORACLE)の
VirtualBoxというソフトウェアを使った仮想PC環境を活動専用に使っています。
・VirtualBox
VirtualBoxはMicrosoftのVirtualPCやVMwareのVMware Workstationなどと同様のデスクトップ仮想化製品です。私がそれぞれ試してみた中で一番快適に使えて機能も要件を満たしていたので使い続けています。
私の場合、ゲストOS用に512MBのメモリを確保しWindows XP Professionalをインストールしてホストマシンとは別のPCからリモートデスクトップ接続で使っています。
物理的なPCを使うのと違い、何かあった時はリモートデスクトップさえ切断してしまえば活動内容が明るみに出ることはありません。またリモートPC内をいくら探したところで証拠は一切見つからないので、データの隠蔽効果も抜群です。
私はこの仮想環境内で前述の「iモード.net」を利用したり、各種出会い系サイト、メール、ブログの更新など活動のすべてを行っています。
ソフトウェア自体は無料で入手できるので、余ったOSライセンスがあれば導入を検討してみてはいかがでしょうか。
・リモートデスクトップ、LogMeIn
前述の仮想PCを使う使わないに関わらず、ネットワークを介して活動用のPCにアクセスできる方法を確保しておくと便利です。私はパフォーマンスの面から主にWindows標準のリモートデスクトップ接続を利用しています。
WindowsでもクライアントOSなどリモートデスクトップが使えない場合やインターネット越しにアクセスしたい場合、またAppleのiPhoneやiPod touchが使える場合は
LogMeInというサービスを利用すると便利です。
LogMeInはサーバを経由して接続するため、外出先から自宅のPCに接続する際もブロードバンドルーターにポートマッピングを設定したり、ファイアーウォールの設定を変更する必要はありません。無料版のLogMeIn Freeだけでも十分な機能が備わっています。
他のリモートアクセスソフトに比べてもトップクラスの快適さと、VNCがまともに動作しないWindows Vista Homeでも使える便利さから、仕事でも利用しています。
iPhoneやiPod touchが使える場合は、標準のブラウザでもLogMeInが使えますが、
LogMeIn Ignitionという専用のアプリ(3500円)を利用することでPCで使うのと同様にリモートアクセス環境を構築することができるようです。
その他、また思いついたら追記予定です。他にも便利なインフラを構築して活動している方がいらしたらぜひコメントいただけると幸いです。